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OCDとは?

OCDとは?

OCDってどんな病気?


強迫症/強迫性障害(Obsessive Compulsive Disorder:OCD)は、かつては強迫神経症と呼ばれていました。OCDは不安障害という病気の一つに分類され、その症状にはトイレに行くたび、自分が汚れてしまったと感じ、長い時間をかけて手洗いを行う、玄関のドアを閉めたかどうか不安になり何度も確かめないといられなくなるなどさまざまなものがあります。

いくつくらいの人がOCDになるの?

OCDの発症年齢は、平均して20歳前後です。若干、男性のほうが早く発症する傾向があります。女性では、結婚や出産など生活の変化を機に発症するケースが多くみられます。日本で行われた調査によると、男性の平均発症年齢は22歳、女性では24歳となっています。

これまでOCDは、子どもには少ない病気と考えられていましたが、現在では、1~2パーセント程度に、OCDの子どもがいると考えられています。OCDの発症年齢は平均すると、20歳前後ですが、10歳前後にも発症のピークがみられます。そして、過半数の人が18歳以下に発症しています。

OCDの人はどのくらいいるの?

1994年にアメリカ、カナダ、プエルトリコ、ドイツ、台湾、韓国、ニュージーランドの4大陸7カ国で大規模なOCDに関する国際的な研究調査が行われました。その結果、台湾だけが0.7パーセントと低かったのですが、全体をみれば、一生涯のうちOCDになる人は、2パーセント前後いるということがわかりました。このことから、OCDは人種や経済状態、宗教、教育レベルなどの社会的な背景や文化的な背景に関係なく起こりうることがわかります。

◆参考文献:『強迫性障害』スチュアート・モンゴメリー、ジョセフ・ゾハー著、OCD研究会訳、監訳/上島国利、越野好文